巨人・高木京介が引退 12年間救援一筋「やり切った思いはある」（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
巨人から戦力外通告を受けた高木京介投手（34）が今季限りで現役を引退することが27日、分かった。この記事では、高木投手のプロ野球での活躍と引退の理由、そして今後の展望について紹介する。
- プロ1年目から負けなしの左腕：高木投手は2006年に巨人に入団し、プロ1年目の2012年には34試合に登板して防御率0・57の成績を残した。初登板から2019年途中まで164試合に登板し、負けなしの記録を作った。日本シリーズでは2012年の第6戦で勝利投手になり、日本一に貢献した。
- 股関節の故障でパフォーマンス低下：高木投手は2020年に股関節を故障し、手術を受けた。その影響で投球に支障が出るようになり、「ケガをしてからパフォーマンスを継続して出せなくなった」と語った。2021年は育成契約からスタートし、7月に支配下選手に復帰したが、1試合の登板にとどまった。
- 現役引退の決断と今後の目標：高木投手は「自分の中ではやり切った思いはある」と現役引退を決めた。今後は球団職員に転身し、チームをサポートする。また、「違う角度から野球を勉強して、将来的には子供たちに野球の楽しさ、奥深さを伝えていきたい」と第2の人生に意欲を見せた。
高木投手は12年間にわたり、巨人の救援の切り札として活躍した。ファンやチームメートからの感謝の声も多く寄せられた。高木投手の現役生活に敬意と感謝を表したい。
