【フィギュア】宇野昌磨が〝疑問視〟したジャンプの採点方法をプロがジャッジ（東スポWEB） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、GPシリーズ第6戦NHK杯で話題となった宇野昌磨選手のジャンプ採点について、全日本選手権4連覇の記録を持つ審判員の小川勝氏の見解を紹介したいと思います。
-
宇野昌磨選手のジャンプ採点に疑問
- 宇野選手は男子フリーで3種類の4回転ジャンプに挑戦しましたが、全てに「q」（4分の1回転不足）がつきました。
- 宇野選手は演技後に「結構きれいかなと思ったが、厳しかったなと感じた」とコメントしました。
- 宇野選手のジャンプ採点は、多くのファンやメディアからも疑問視されました。
-
小川勝氏のプロの見解
- 小川氏は、ISU（国際スケート連盟）からは着氷時の回転不足だけでなく、不正な踏み切りのところも見逃さないようにとの指示が出ていると指摘しました。
- 小川氏は、宇野選手のトーが氷に真っすぐついていない点も評価の対象になっているのではないかと説明しました。
- 小川氏は、トーをついた際に4分の1回転をしてからジャンプの始動に入るので、回転の不備ととらえられているのではないかと推測しました。
-
鍵山優真選手のジャンプの高評価
- 一方、今大会を制した鍵山優真選手は、フリーで2種類の4回転ジャンプを着氷しました。
- 鍵山選手のジャンプは、スピード、幅、高さの全てにおいて高いGOE（出来栄え点）を獲得しました。
- 小川氏は、鍵山選手のジャンプ前後のスピードが変わらずに、空中での回転姿勢が一本の芯のように真っすぐな点が高評価を得たのではないかと分析しました。
宇野選手は、4回転の種類はフリーだったら、3本くらいあれば、そこからは本数よりも完成度だと思っていると言いました。宇野選手は、自己満足の実現へ、新たな境地を追い求めていくようです。小川氏は、ジャンプの差はきっちり評価しないといけないと強調しました。ジャンプの採点方法は、今後も議論の的になりそうですね。
