「お母さん、泣いたらあかんで」事故死した7歳娘にハイジの結末、伝え続けた母親の壮絶49年間（京都新聞） - Yahoo!ニュース
以下は記事の要約です。
- 事故の概要：滋賀県湖南市の山中喜代子さんは、小学1年生だった長女のめぐみさんを交通事故で亡くした。めぐみさんは通学バスを降りたときに、ランドセルがバスに引っかかり、バスのタイヤに踏みつけられた。
- 最期の言葉：山中さんは事故現場に駆け付け、めぐみさんを抱きかかえて病院に向かった。そのとき、めぐみさんは「お母さん、ごめんね。お母さん、わたし、死んじゃうの？」と言った。山中さんは「死なないで、生きていて」と答えたが、めぐみさんは「お母さん、わたし、死んじゃうの。お母さん、わたし、死んじゃうの」と繰り返した。そして「お母さん、わたし、死んだら、お母さんも死んじゃうの？」と聞いた。山中さんは「死なないよ、お母さんは生きているよ」と言った。めぐみさんは「お母さん、わたし、死んだら、お母さんも生きていてね」と言って、息を引き取った。
- 生きる支え：山中さんは長女を亡くしたショックで、自殺を考えることもあった。しかし、めぐみさんの最期の言葉が心に響いて、生きる気力を取り戻した。山中さんは「あの子をひとりぼっちにさせたくない」と思い、夫と3人の弟妹のために頑張った。山中さんは今でもめぐみさんの写真を飾って、話しかけたり、手紙を書いたりしている。山中さんは「あの子の言葉がなかったら、私は生きていられなかった。あの子の言葉が私の生きる支えになった」と語った。
