「反社のLINE利用はお断りします」に6代目山口組が取った対応は？（デイリー新潮） - Yahoo!ニュース
LINEは日本で最も利用されているコミュニケーションアプリの一つですが、11月1日から使用規約が変わりました。その中には、反社会的勢力の構成員や関係者に対してサービスの利用をお断りするという条項が盛り込まれています。これにより、ヤクザ業界がその対応に追われているという報道があります。
文春オンラインによると、6代目山口組の本部からは「LINEを使わないように」という通達が出されたということです。これは、LINEの使用が捜査当局にバレたり、反社会的勢力として特定されたりするリスクを避けるための措置と考えられます。竹垣悟氏（元山口組系義竜会会長で、現在はNPO法人「五仁會」を主宰）は、「通信手段にまで通達が出るというのはこれまでもちろんありませんから、異例の事態に違いありません」とコメントしています。
一方で、特殊詐欺グループなどは、LINEとは違うアプリを使うことが多いということです。これは、LINEよりも匿名性やセキュリティが高いとされるアプリを選択しているためと推測されます。しかし、LINEの規約変更は、SNSやメッセージアプリの利用に関する社会的な議論を促すきっかけになるかもしれません。
