「もう出馬してほしくない」高齢議員ランキング…3位小沢一郎、2位麻生太郎を抑えた1位は？（女性自身） - Yahoo!ニュース
先日、衆議院の長崎4区と参議院の徳島・高知選挙区で補欠選挙が行われました。1与党の自民党は長崎4区で勝利しましたが、徳島・高知選挙区では野党系無所属の候補が当選しました。この結果は、岸田政権にとって厳しい評価となりました。岸田首相は年内解散総選挙を否定しましたが、各党はすでに戦闘態勢に入っています。そんな中、政界には高齢議員の多さという問題も浮上しています。今回は、この補選で見えた政界の課題について考えてみたいと思います。
まず、岸田首相の支持率低迷です。報道各社が実施した直近の調査では、支持率が過去最低を記録しています。その理由としては、消費税増税やコロナ対策の不手際などが挙げられます。また、岸田首相自身のカリスマ性やリーダーシップにも疑問符がついています。《増税メガネ》と批判されている岸田首相は、国民から信頼される存在になれるのでしょうか？
次に、高齢議員の多さです。現在、国会議員のうち73歳以上の議員は60人、80歳以上の議員は9人います。先日も、細田博之氏が体調不良を理由に衆議院議長を辞職しました。細田氏の会見では、声が弱々しく何を言っているのか分からないという批判がありました。高齢議員は経験や知識が豊富であるというメリットもありますが、体力や判断力の低下なども否めません。高齢化社会において、若い世代の声を反映する政治を実現するためには、高齢議員の引退や定年制の導入などを検討する必要があるのではないでしょうか？
以上、衆参補選で見えた政界の課題について考えてみました。年内解散総選挙が行われるかどうかはまだ分かりませんが、今後の政治動向に注目していきたいと思います。
