「世界の子供たちに謝りたい」 黒柳徹子さん、ユニセフ親善大使、40年（時事通信） - Yahoo!ニュース
こんにちは、皆さん。今日は国民的俳優の黒柳徹子さんについてお話ししたいと思います。黒柳さんは、2024年で国連児童基金（ユニセフ）の親善大使を40年務めることになります。黒柳さんは、時事通信の取材に応じて、世界各地で紛争や飢餓に苦しむ子供たちに対する思いを語りました。
黒柳さんは、ユニセフ親善大使として、アフリカや東南アジアなど39カ国を訪問しました。その中でも最も心に残っているのは、1991年の内戦終結後に訪れたエチオピアだと言います。当時の写真を見せながら、「この写真の子、私が手を持っただけで折れてしまうのではないかと思うくらい、やせ衰えていました」と振り返ります。
「日本では雑誌でダイエット特集が組まれ、『どうしたら食べないで済むか』という話をしている一方で、エチオピアの子供たちがこんな思いをしている。『神様、不公平じゃありませんか』と言いたくなりました」と語ります。
また、ルワンダ大虐殺の現場も訪れたことがあります。「本当にひどい現場でした。親を殺された子供たちがかわいそう。子供たちは泣きもしないで、骸骨の集団みたいに一列に並んで支援物資をもらうのを待っていた」と言います。
そして、今もロシアによるウクライナ侵攻が続くなど、世界各地で子供たちが苦しんでいることについて、「人間というのは学ばないんだなと思いますよね。戦争になったらどうなるか分かっていながら、なぜ繰り返すんだろう。本当に悲しくなってしまう」と嘆きます。
「被害は子供たちの身に降りかかってくる」。「戦いそのものが許せない。絶対に戦ってはならないし、殺し合ったりしてはならない」と強調します。
そして、今も世界各地で苦しむ子供たちには、「大人があなたたちを助けてあげられなくてごめんなさい。みんながそんな境遇に陥るのを阻止できなかったことを、まず謝りたい」とつぶやきます。
私は黒柳さんの言葉に深く共感します。私たちは平和で豊かな暮らしをしていますが、それは決して当たり前ではありません。世界中の子供たちが笑顔で暮らせるように、私たちにできることは何でしょうか？ユニセフの活動についてもっと知りたい方は、ユニセフのホームページをご覧ください。それでは、また。
