【巨人】中島宏之、来季の戦力構想から外れる 通算１９２８安打で２０００安打まで残り７２本（スポーツ報知） - Yahoo!ニュース
こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は巨人の中島宏之内野手についてお話ししたいと思います。中島選手は、西武時代に最多安打のタイトルを獲得したり、オリックス時代にサヨナラ打を放ったりと、数々の名場面を作ってきたベテランです。しかし、残念ながら、今季は１軍での出場が８試合にとどまり、来季の戦力構想から外れることが分かりました。これは、中島選手にとっても、ファンにとっても、とても悲しいニュースです。
中島選手は、今季のキャンプで好調をアピールしていましたが、３月の紅白戦で堀岡から死球を受けて右手を骨折しました。この時、中島選手は謝罪に来た堀岡に「俺のことは気にしないで自分のことを考えて」と声をかけるなど、大人の対応を見せました。しかし、この怪我が中島選手のシーズンを大きく狂わせることになりました。
７月に１軍に復帰した中島選手は、代打だけでなく、ヤクルト戦では一塁でスタメン出場し、３安打猛打賞をマークするなど、存在感を示しました。しかし、その後は登録抹消され、若手の奮闘もあり、再昇格の機会はありませんでした。それでも、中島選手は２軍で黙々と練習に励み、後輩たちに背中で示し続けました。２軍では６７試合に出場し、打率２割６分７厘、得点圏打率３割４分８厘という好成績を残しました。体調も問題なく、練習でもコンディションの良さを披露していました。
しかし、巨人の首脳陣は、中島選手を来季の戦力構想から外すという決断を下しました。これは、中島選手の実力や人間性を否定するものではありません。むしろ、巨人の内野陣が若手の台頭で混戦となり、中島選手に出場のチャンスを与えるのが難しいという現実を受け入れたということでしょう。中島選手は、通算１９２８安打という偉業を達成しており、２０００安打まであと７２本というところでした。この記録を達成するためには、他のチームでのプレーを選択するかもしれません。しかし、それは中島選手自身の判断に委ねられることです。
私は、中島選手が巨人でプレーしてくれたことに感謝しています。中島選手は、移籍後初のサヨナラ打を放った時に、チームメイトから手洗い祝福を受けたことがあります。それは、新型コロナウイルスの影響で、通常の胴上げやハイタッチができない中で、工夫したものでした。中島選手は、その時に「こんなに嬉しいことはない」と笑顔で語っていました。私は、中島選手がこれからも野球を楽しみ、笑顔でプレーしてくれることを願っています。中島選手、ありがとう。そして、これからも応援しています。
