射程1000kmの巡航ミサイル「JASSM-ER」の輸出を米政府がついに承認！ 「敵基地攻撃ミサイル」購入で空自の戦い方はここまで変わる！（週プレNEWS） - Yahoo!ニュース
日本が米国から長距離巡航ミサイルを購入することが正式に決まりました。これは、北朝鮮や中国のミサイルの脅威に対抗するための措置であり、日本が初めて敵基地攻撃能力を持つことになるという見方もあります。
このミサイルは、「JASSM」と呼ばれるステルス性の高い巡航ミサイルで、射程は約1000㎞です。これは、敵の防空網の外から撃てるという意味で「スタンド・オフ・ミサイル」とも呼ばれます。日本は、最大50発を導入する予定で、航空自衛隊のF－15戦闘機やF－35戦闘機に搭載することができます。
このミサイルの導入の主目的は、パイロットと戦闘機の生存率を高めることです。2近年、ミサイルの精度や射程が向上し、母機が危険空域に入らなくても目標を破壊できるようになっています。日本は、国産の長距離ミサイルの開発も進めていますが、まだ時間がかかるため、ひとまず手に入れられるものを選んだというわけです。
しかし、このミサイルの導入には、憲法や安全保障法制の問題もあります。日本は、自衛のために必要最小限の武力しか持てないとされていますが、敵基地攻撃能力は自衛の範囲を超えるという批判もあります。また、日本がこのミサイルを使う場合、米国との協調が必要になるとも言われます。日本は、米国の指示に従って、台湾や尖閣諸島などの紛争に巻き込まれる可能性もあります。
このミサイルは、日本の安全保障にとってプラスになるのでしょうか？それとも、リスクを増やすのでしょうか？私は、このミサイルの導入は、日本の防衛力を強化するとともに、日本の平和主義や憲法の精神に反するという矛盾を生むと思います。日本は、このミサイルをどのように運用するのか、どのような基準やルールを設けるのか、国民に対して説明責任を果たすべきだと思います。
