「人生が可哀想だ」「ボールに打たれて引退しなさい」日本ハム・伊藤大海、壮絶な誹謗中傷への苦悩を吐露「絶対に許しません」（THE DIGEST） - Yahoo!ニュース
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プロ野球選手として活躍する日本ハムの伊藤大海投手が、自身のインスタグラムで誹謗中傷に対して怒りの声を上げました。彼は9月10日の西武戦で自己最短の2回1/3を投げて6失点という不本意な結果に終わり、その後にSNSに届いた侮辱的なメッセージを公開しました。その中には「人生が可哀想だ」「ボールに頭を打たれて引退しなさい」などの暴言や、容姿を馬鹿にするような内容が含まれていました。
伊藤投手は、「チームには申し訳ない内容で情けない投球した事は重々承知ですが…」と前置きしたうえで、「言っていい事と悪い事はあると思います。ファンの皆様の応援があってこそのプロ野球選手ですし、決して安くはないチケットで観戦に来て頂いている皆様には時には厳しい意見を言う権利はあると思いますが、意見と感想。それと誹謗中傷は全く別物だと思います」と述べました。
彼はまた、「選手も普通の人間です。フィールドで戦う心を持っていても一歩外に出れば心に刺さってしまう言葉ももちろんあります。何より腹立たしいのは今まで育てて来てくれた両親、沢山のことを教えて頂いた指導者、関係者様を否定するように受け取られる言葉だと言うことです。絶対に許しません」と強調しました。
伊藤投手の発言は、多くの人々から共感や支持を得ました。一方で、阪神タイガースも先日、一部のファンに向けて「誹謗中傷、過度な野次、替え歌等で相手を侮辱」といった迷惑行為に対し、注意を促していました。プロ野球界では、選手や関係者への不適切な批判や攻撃が問題視されており、観戦マナーの向上が求められています。
この記事では、日本ハム・伊藤大海投手が誹謗中傷に対して苦言を呈したことや、その背景や影響について紹介しました。プロ野球選手も人間であり、感情や尊厳を持っています。ファンとして応援することは素晴らしいことですが、それと同時に相手を尊重することも忘れてはなりません。
