木村拓哉、ジャニーズ会見終了後にメッセージ投稿 東山の社長就任、事前に“覚悟”聞いていた（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
ジャニーズ事務所は9月7日、都内で会見を開き、所属タレントの東山紀之（56）が新社長に就任すると発表しました。これは、創業者の故ジャニー喜多川氏が未成年者に性加害をしていた問題の経営責任を取る形で、前社長の藤島ジュリー景子氏が9月5日付で辞任したことに伴うものです。
東山氏は1966年生まれの神奈川県出身で、1979年にジャニーズ事務所に入所しました。1982年に少年隊のメンバーとなり、1985年に『仮面舞踏会』でレコードデビューしました。その後は俳優や司会者として活躍し、事務所の最年長タレントとして尊敬されてきました。
東山氏は、社長就任に伴い、年内でタレント業から引退することを明らかにしました。また、ジャニーズ事務所の名前を存続させる方針を示しました。東山氏は、「ジャニーズというのは創業者の名前でもあり、初代のグループでもありますが、何より大事なのはタレントさんが培ってきたエネルギーだとかプライドだと思うんで、その表現の一つでもいいんじゃないかと思っています」と語りました。
一方、藤島氏は、「当面の間」は代表取締役として事務所に残るものの、被害者への心のケアなどに専念し、経営面には今後関与しないことを表明しました。藤島氏は、「私自身も被害者であることを認識しております。私自身も被害者であることを認識しております」と述べました。
ジャニー氏による性加害問題は、今年5月に元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモトさんが記者会見で告発したことで発覚しました。その後、外部有識者で構成する再発防止特別チームが調査を行い、8月29日に報告書を公表しました。報告書では、ジャニー氏が長年にわたって未成年者に対して性的暴力やパワーハラスメントを行っていたことを事実と認定し、藤島氏ら経営陣への厳重注意や辞任などを提言しました。
ジャニーズ事務所は、この問題に対して真摯に向き合い、再発防止策や被害者支援などを進めていくことを表明しています。東山新社長の手腕が大きく問われることになります。
