藤島ジュリー氏が会見で社長退任…木村拓哉の独立問題で「カギ握る」妻・工藤静香の〝義理人情〟（FRIDAY） - Yahoo!ニュース
ジャニー喜多川氏の性加害問題は、国際的な人権問題として注目されています。ジャニーズ事務所は９月７日に会見を行う予定ですが、被害者との対話や事実究明を求める声が高まっています。この問題は、所属タレントにも大きな影響を与えています。特に、ジャニーズ事務所の顔と言われる木村拓哉には、CMやドラマなどの仕事が流れる可能性があります。木村拓哉はSMAPの独立騒動のときにも、事務所に残ることでファンやスポンサーから批判を受けました。そのときに独立を思いとどまらせたのは、妻の工藤静香だと言われています。工藤静香は、木村拓哉が強いジャニーズであることを望んでいますが、性加害問題で事務所に残ることがマイナスになるのであれば、独立を視野に入れるかもしれません。木村拓哉はこのまま性加害問題に揺れる事務所に残るのか、それとも妻の工藤静香と共に新たな道を歩むのか、そのカギを握っているのは工藤静香なのかもしれません。
この記事では、ジャニー氏の性加害問題について詳しく解説し、ジャニーズ事務所や木村拓哉にどんな影響があるのか、そして今後どうなるのかを考察していきます。
ジャニー氏の性加害問題とは
ジャニー喜多川氏は、日本最大級の芸能プロダクションであるジャニーズ事務所の創業者であり、数々の人気アイドルグループを育て上げた伝説的なプロデューサーです。しかし、彼は２０１９年７月９日に亡くなった後も、長年にわたってタレントや応募者らに対して性的虐待や搾取を行っていた疑惑が浮上しました。これらの疑惑は、「週刊文春」や「週刊新潮」などの週刊誌や「BuzzFeed Japan」などのネットメディアによって報じられました。
被害者らは、「性加害問題当事者の会」という団体を結成し、ジャニーズ事務所に対して被害者との対話や事実究明を求めています。また、国連人権理事会の専門家もこの問題に関心を示し、「タレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれる」という衝撃的な報告を行いました。この問題は、芸能界だけでなく、国際的な人権問題として注目されています。
ジャニーズ事務所は、これまでに何度もこの問題についてのコメントを求められましたが、ほとんど回答を避けてきました。しかし、９月７日には、ジャニー氏の性加害問題に対する会見を行う予定です。この会見では、藤島ジュリー景子氏の社長退任と、東山紀之の新社長就任が発表されると言われています。3また、被害者との対話や事実究明についても言及される可能性があります。しかし、被害者らは、ジャニーズ事務所が真摯に対応しない場合は、刑事告発や海外での民事訴訟も視野に入れていると明言しています。ジャニーズ事務所がどう対応するのかが、焦点となりそうです。
ジャニーズ事務所と所属タレントへの影響
ジャニー氏の性加害問題は、ジャニーズ事務所だけでなく、所属タレントにも大きな影響を与えています。特に、ジャニーズ事務所の顔と言われる木村拓哉には、CMやドラマなどの仕事が流れる可能性があります。
木村拓哉は、SMAPのメンバーとして日本を代表するトップアイドルとして活躍しました。しかし、２０１６年にSMAPの独立騒動が起きたときには、他のメンバーと違って事務所に残ることを決めました。その結果、ファンやスポンサーから批判を受けることになりました。その影響で大手のCMなどは軒並み契約が打ち切りになりました。5そのときに独立を思いとどまらせたのは、妻の工藤静香だと言われています。1工藤静香は、木村拓哉が強いジャニーズであることを望んでいます。
しかし、今回の性加害問題でジャニーズ事務所が信用を失うことになれば、木村拓哉もその影響を受けることになります。すでに、「資生堂」が新たに展開する高級メンズ化粧品CMのイメージキャラクターに起用される予定だった木村拓哉ですが、性加害問題が解決していないということで、白紙になったそうです。また、共同通信が主要企業へのアンケートを行ったところ、ジャニーズ事務所の所属タレントをCMなどに起用するかという明確な回答はゼロだったそうです。つまり世論や状況によっては、CM起用を見送る企業が出てくる可能性があるということです。
