「剣士の恥晒し過ぎやろ」実写版『ワンピース』海外からも総ツッコミされた“迷シーン”(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、話題沸騰中の実写版『ワンピース』について書きたいと思います。
先日、Netflixで配信が始まった実写版『ワンピース』。原作ファンとしては、どんな風に再現されているのか気になっていました。原作者の尾田栄一郎氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めているということで、期待も高まりました。
早速観てみたところ、キャストや衣装、セットやCGなど、すべてが原作に忠実で驚きました。特にルフィやナミ、サンジなどの主要キャラクターは、まさに原作から飛び出してきたような雰囲気でした。海賊王を目指すルフィたちの冒険は、実写でも十分に楽しめました。
しかし、そんな素晴らしい作品にも残念な点がありました。それは、新田真剣佑演じるゾロの戦闘シーンで起こったハプニングです。
ゾロは三刀流で戦う剣士で、腰に二本、口に一本の刀を持っています。その中でも特に大切な刀が『和道一文字』という名前の刀です。これはゾロが亡くなった幼なじみ・クイナの形見であり、ゾロの夢である「世界一の剣士」への想いを託した刀です。
そんな和道一文字が、実写版では曲がってしまっていました。敵の攻撃を転がりながら華麗にかわしたゾロですが、その際に腰に差していた刀が完全に折れ曲がってしまっているのです。しかも、鞘だけでなく、刀ごと曲がってしまっています。
このシーンを見たファンからは、さまざまなツッコミや批判が飛び出しました。
「見どころはぐにゃぐにゃに折れるゾロの和道一文字」 「ゴムゴムの実を食べたのか」 「剣士の恥晒し過ぎやろ」 「編集してるときに気づかなかったのか?CGでなんとかならなかったのか?」
などと、SNSでいじられてしまいました。海外からの投稿も多く、世界中のファンがこのミスに気づいたようです。
私もこのシーンを見たときは、正直がっかりしました。和道一文字はゾロにとって大事な刀であり、原作では決して曲がったりしない刀です。実写版では、演者やスタッフの安全面やアクションの派手さを考慮した結果だと思われますが、あまりにも目立つミスには残念でした。
もしかしたら、このミスは本当にミスではなく、尾田氏考案の伏線なのかもしれません。例えば、和道一文字が曲がってしまったことで、ゾロが新たな刀を探すことになったり、和道一文字が修復されてパワーアップしたりする可能性もあります。そうなれば、このミスは意図的なものだったということになります。
しかし、それでもやはりファンとしては、和道一文字が曲がること自体に違和感を感じてしまいます。原作では強靭で美しい刀である和道一文字が、実写版ではぐにゃぐにゃに折れ曲がってしまうのは、やはり見ていて悲しくなります。
実写版『ワンピース』は、全体的には素晴らしい作品だと思います。原作ファンも満足できるレベルの再現度や演出です。しかし、細部にまでこだわって作られた作品だからこそ、このようなミスは目立ってしまいます。今後の展開に注目しつつも、このミスが修正されることを願っています。