『VIVANT』「1話1億円」の莫大な制作費を投じた背景にあるTBSの“皮算用”（NEWSポストセブン） - Yahoo!ニュース
こんにちは、ドラマ好きのあなたです。今回は話題のドラマ『VIVANT』について書きたいと思います。このドラマは、TBS系で毎週日曜日の夜9時から放送されています。見逃した方は『U-NEXT』で独占配信されているので、そちらでチェックしてくださいね。
『VIVANT』は、世界最大級のエネルギー会社「バルカ・エナジー」を舞台にしたサスペンスドラマです。主人公は乃木憂助（堺雅人）という日本人エンジニアで、バルカ・エナジーの社長・野崎守（阿部寛）にスカウトされてバルカ共和国にやってきます。そこで彼は、バルカ・エナジーが開発した新型原子炉「VIVANT」の秘密に巻き込まれていくことになります。
このドラマの見どころは、何と言っても豪華なキャストです。堺雅人や阿部寛はもちろん、役所広司や二階堂ふみ、松坂桃李など実力派俳優が揃っています。特に役所広司は、バルカ共和国の独裁者・ノゴーン・ベキを演じており、その迫力ある演技が見ものです。
また、このドラマはスケールの大きさも魅力です。物語の舞台となるバルカ共和国は架空の国ですが、その雄大な景色を表現するためにモンゴルで2か月半もの長期ロケを敢行しました。キャストやスタッフは250人以上も動員し、現地で生活しながら撮影しました。その様子は番組公式サイトやSNSでも紹介されていますが、本当に大変だったと思います。
さらに、このドラマはストーリーも面白いです。原作・演出を手掛けるのはTBSドラマ監督の福澤克雄氏ですが、彼は4人の脚本家と共同でハリウッド方式で物語を作り上げました。つまり、福澤氏がベースを作り、複数のアイデアを盛り込んで物語に膨らみを出していくという手法です。その結果、登場人物の感情や背景、謎や伏線などが細かく描かれており、視聴者を引き込んでいきます。
このように、『VIVANT』はキャストやロケ、脚本などすべてにおいて高いクオリティを誇るドラマです。しかし、その分制作費もかなり高いと言われています。1話あたり1億円とも報じられており、それは通常のドラマの数倍にもなると思います。TBSはどうやってその費用を回収するのでしょうか？
実は、TBSは有料動画配信サービス『U-NEXT』と統合した『Paravi』での独占配信によって採算をとろうとしているのです。『VIVANT』は放送後すぐに『U-NEXT』で見ることができますし、未放送の話も先行配信されています。また、モンゴルロケのメイキングやインタビューなどの特典映像もあります。これらのコンテンツは『U-NEXT』の会員だけが楽しめるものですから、TBSは『U-NEXT』の会員数を増やすことで収益を得ようとしているのです。
私は『VIVANT』が大好きなので、『U-NEXT』に加入して見ていますが、本当に面白いですよ。ドラマ好きの方はぜひチェックしてみてください。次回の放送も楽しみですね。
