櫻井翔「news zero」で性加害問題に"台本"コメント 他コーナーでは大盛り上がりの薄気味悪さ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、嵐の櫻井翔さんがキャスターを務める「news zero」で話題になったジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題についてお伝えします。
先日、ジャニーズ性加害当事者の会が会見を開き、ジャニーズ事務所に対して被害者への謝罪と救済を求めました。この会見について、「news zero」では櫻井さんがコメントしましたが、その内容が物議を醸しています。
櫻井さんは、「被害者への謝罪と救済が大前提、大切だということしっかりと伝わって来ました。ジャニーズ事務所が今週木曜の会見でどう対応しどう説明するのか、しっかりと見ていきたいと改めて思いました」と話しました。
しかし、このコメントに対して、視聴者からは批判的な声が多く上がりました。その理由は、
・自分もジャニーズ事務所に所属している立場でありながら、何も知らない、見てない、聞いたこともないと言わんばかりの他人事な態度だったこと
・自分の感想や思いを一切語らず、台本通りに淡々と話したこと
・父親が元総務官僚で電通グループ代表取締役副社長などを歴任しており、ジャニーズ事務所を追及できないのはパパへの忖度ではないかと疑われること
・番組ではバスケやラグビーなど他の話題では熱く語ったり小芝居したりする一方で、ジャニーズ問題については冷淡だったこと
などです。
私もこの番組を見ていましたが、正直言って櫻井さんのコメントにはがっかりしました。櫻井さんは、嵐のメンバーとしてだけでなく、キャスターとしても多くのファンを持っています。その立場から、ジャニーズ事務所の問題については、自分の言葉で率直に語るべきだと思います。
もちろん、裁判や契約などの事情があって、言えないこともあるでしょう。でも、それならそれで正直に「今は言えません」と言えばいいのです。視聴者は、櫻井さんがジャニーズ事務所に対してどう思っているのか、どう感じているのかを知りたいのです。
私は、櫻井さんがキャスターとしての資質やパパへの忖度を疑う声には同意しません。櫻井さんは、これまでにも多くの社会問題や災害などについて、真摯に取り組んできた実績があります。また、父親の仕事と自分の仕事は別物だと思います。
ただ、ジャニーズ事務所の問題については、櫻井さん自身が関係者であることを忘れてはいけません。自分の立場や感想を隠すことは、視聴者やファンに対して不誠実だと思います。櫻井さんがキャスターとして信頼されるためには、ジャニーズ事務所の問題についても、他人事ではなく自分事として考えて話すことが必要だと思います。