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今年のプロ野球は投高打低?3割も30本も届かない異常事態

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史上最低打率の首位打者、20本台のキング誕生も 3割も希少…打低が鮮明なプロ野球(Full-Count) - Yahoo!ニュース

こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は今年のプロ野球の個人タイトル争いについて話したいと思います。残り30試合前後となった今、パ・リーグセ・リーグでどんな状況になっているかご存知でしょうか?実は、今年のプロ野球は例年に比べて打率や本塁打の数字が非常に低く、3割打者や30本塁打が希少になっているんです。

まず、パ・リーグ首位打者争いを見てみましょう。現在、トップに立っているのはオリックスの頓宮裕真捕手で.314です。2位にはソフトバンク柳田悠岐外野手が.306、3位には近藤健介外野手が.303と続きます。この3人以外に3割を超えている選手はいません。頓宮がそのまま首位打者になれば、2012年のロッテ・角中勝也外野手の.312以来、11年ぶりに3割1分台で首位打者が誕生することになります。しかも、2リーグ制となった1950年以降で最も打率の低い首位打者は1962年の広島・森永勝治で.307ですから、頓宮はその記録を更新する可能性もあります。

次に、パ・リーグ本塁打王争いを見てみましょう。現在、トップに立っているのは楽天の浅村栄斗内野手で22本です。2位には近藤が21本、3位には日本ハム・万波中正外野手とロッテ・グレゴリー・ポランコ外野手が20本と追います。浅村の本塁打ペースは年間27.6本ですから、30本に届かないでしょう。20本台で本塁打王になるとすれば、2012年の西武・中村剛也内野手(27本)以来です。当時は「飛ばない」とされる統一球が使用されていましたが、今年も同じ統一球が使われています。

では、セ・リーグはどうでしょうか?セ・リーグ首位打者争いは、DeNA・宮崎敏郎内野手が.321でトップです。2位には広島・西川龍馬外野手が.318、3位にはヤクルトのドミンゴサンタナ外野手が.300と続きます。こちらも3割打者はこの3人だけです。セ・リーグ本塁打王争いは、巨人・岡本和真内野手が29本でトップです。2位には阪神・サンズ内野手が28本、3位には広島・鈴木誠也外野手が26本と続きます。岡本は30本に届くかどうか微妙なところですが、少なくともパ・リーグよりは数字が高いです。

では、なぜ今年のプロ野球は打率や本塁打の数字が低いのでしょうか?その要因として考えられるのは以下のようなものです。

  • 統一球の影響:今年も昨年と同じ統一球が使用されていますが、この統一球は「飛ばない」という評判があります。実際に、昨年から今年にかけての本塁打数や長打率は減少傾向にあります。また、投手陣も統一球に慣れてきており、打者を抑えることができています。
  • コロナ禍の影響:今年もコロナ禍の影響で無観客や観客制限の試合が多く行われています。これにより、打者にとってのホームアドバンテージや応援の力が減っています。また、コロナ感染や濃厚接触者による欠場もあります。さらに、春季キャンプやオープン戦などの準備期間も短縮されており、打者の調整に影響している可能性もあります。
  • 長期離脱した選手:今年は長期離脱した選手が多くいます。特にパ・リーグでは、昨年まで3度本塁打王に輝いた西武・山川穂高内野手や、首位打者を争っていた日本ハム中田翔内野手などが故障で離脱しています。これらの選手がいれば、数字は変わっていたかもしれません。

以上のように、今年のプロ野球は投高打低の傾向が顕著になっています。個人タイトル争いも異常事態と言えるでしょう。しかし、それだけに残りの試合も目が離せません。史上最低打率の首位打者や20本台の本塁打王が誕生するかどうか、注目していきましょう