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夏ドラマの視聴離脱ランキング、1位は月9『真夏のシンデレラ』

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夏も終わりに近づき、ドラマも最終回を迎える時期になりました。この夏は猛暑や大雨で外出を控えた人も多かったので、ドラマを見る機会も増えたのではないでしょうか。しかし、見始めたドラマを途中でやめてしまったという人も少なくないようです。そこで今回は、夏ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行いました。結果はどうなったのでしょうか。

アンケートは8月18日から8月21日までの4日間、インターネット上で実施しました。回答者は20代から40代の女性が中心で、複数回答が可能です。対象となったドラマは、7月から9月に放送された全国ネットの連続ドラマです。

アンケートの結果、残念ながら視聴者の期待に応えきれなかった作品として最も多く挙げられたのは、月9『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)でした。同作品は15.3%の人が見るのをやめたと回答しました。同作品は、海の町で生まれ育ちサップのインストラクターとして働く主人公(森七菜)と、一流大学を卒業し大手建築会社に勤める優等生(間宮祥太朗)を中心に、男女8人の恋愛模様を描く月9王道のラブストーリーです。

しかし、美男美女の恋愛感情が交差する展開に《青春すぎた》《キラキラしすぎて学生が見るドラマには適していると思った》など眩しすぎると感じる視聴者が続出しました。一方で、学歴や収入の格差が描かれる場面も多く《それぞれのキャラクターの設定等が不自然》《設定や台詞も古臭くてツッコミどころ満載》とがっかりしてしまったという意見もありました。

同率第2位となったのは『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)と『トリリオンゲーム』(TBS系)で、それぞれ9.7%の人が見るのをやめたと回答しました。『こっち向いてよ向井くん』では、赤楚衛二が演じる33歳10年彼女無し、恋愛の仕方を忘れてしまった男子・向井くんが久しぶりに恋をしようと意気込むもすれ違いや自分の勘違いに悩む姿を描きます。しかし、展開が読めてしまったり面白みが感じられなかったりする視聴者も多く、赤楚の恋愛ドラマらしい演技やシチュエーションを期待していた視聴者も落胆しました。

『トリリオンゲーム』では、欲望のためには手段を選ばない優れた話術の持ち主・ハル(目黒蓮)と、パソコンスキルに秀でているがコミュニケーションが苦手な男・ガク(佐野勇斗)がタッグを組んでゼロから起業、1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぐという夢に向かって猪突猛進していく破天荒物語です。目黒蓮出演の過去作品の評価が良かっただけに、わざとらしい演技に辛口な評価もありました。また、対照的な二人の役柄にも関わらず、それぞれの役どころのセリフもわざとらしく感じてしまう視聴者もいました。

4位は『VIVANT』(テレビ東京系)、5位は『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)と『ハヤブサ消防団』(NHK総合)でした。夏とともに終わりに近づく今期のドラマ。いったいどの作品が最後まで視聴者をつなぎとめられるのか……。皆さんはどのドラマを見ていますか?コメント欄で教えてくださいね。