こんにちは、ボクシングファンの皆さん。今回は、先日行われた井上尚弥 vs フルトン戦について、ある大物がコメントしたことをお伝えします。
その大物とは、なんと50戦無敗の伝説的なボクサー、フロイド・メイウェザーです。彼は米メディア『Fight Hype』のインタビューで、井上について語りました。
まず、メイウェザーは井上がフルトンを圧倒的なパフォーマンスで倒したことを称賛しました。しかし、それだけではありませんでした。彼は井上に対して、いくつかの批判的な意見も述べました。
一つ目は、井上がドネアとの初戦で苦戦したことです。メイウェザーは「ドネアはあの時にはもう40歳近かったはずだ。でも、イノウエは20代だった。その年齢差を考えれば、彼は初戦でドネアをKOすべきだったと思う」と言いました。
二つ目は、井上がアメリカでランダムなドーピング検査を受けていないことです。メイウェザーは「イノウエに求めるのは、アメリカにきて俺たちと同じ土俵で戦うべきだということだな。ランダムの尿テストや採血テストを受けたうえで、こっちでやってほしい」と言いました。
そして、最後にメイウェザーが井上に突き付けた要求があります。それは、自分の弟子である現WBA世界ライト級レギュラー王者のガーボンダ・デイビスと契約体重で戦うことです。メイウェザーは「俺がイノウエに求めるのは、ガーボンダと契約体重で戦えるのかが見てみたい。凄まじい試合になるぜ」と言いました。
これに対して、井上尚弥はどう思っているのでしょうか？ 井上はフルトン戦後に「次の相手は誰でもいい」と言っていましたが、メイウェザーの発言には反応していません。しかし、井上は以前にもデイビスとの対戦に興味を示していたことがあります。
もし、井上とデイビスが対戦するとしたら、どちらが勝つと思いますか？ 井上はスピードとパワーを兼ね備えた“モンスター”ですが、デイビスもメイウェザーの教えを受けた“タンク”です。両者のスタイルは正反対で、火花が散ること間違いなしです。
私は個人的には、井上の方が優勢だと思います。井上は4階級制覇を達成しただけでなく、PFP（パウンド・フォー・パウンド）でもトップクラスの評価を得ています。デイビスはライト級で王者ですが、まだPFPではランク外です。井上は技術的にも戦略的にも優れていると思います。
