オリオールズの藤浪晋太郎投手が、メッツ戦で救援登板し、1イニングを9球で3者凡退に抑え、移籍後初のホールドをマークしたことがわかります。この日行われた15試合の全投手の中で、球速トップ5に藤浪の3球がランクイン（1位、2位、5位）したということです。
また、藤浪は直球で全てが100マイル以上を計測し、6球目には日本投手最速となる102.6マイル（約165.1キロ）を記録しました。シーズン序盤こそ苦しんだものの、配置転換を経て制球も安定し、フォーシームの平均球速も4月の97.0マイル（約156.1キロ）から7月は99.6マイル（約160.1キロ）に上昇しました。フォーシームのスピンレートも4月には平均1860回転だったのが、7月は2100回転にまで増え、被打率も.323から.182へと劇的に改善したということです。
