TBSが制作した日曜劇場『VIVANT』の第3話についての記事です。堺雅人さんが主演を務めるこのドラマは、福澤克雄氏が演出・原作を手掛けたオリジナルストーリーで、阿部寛さん、役所広司さん、二階堂ふみさん、林遣都さん、竜星涼さんなど豪華キャストが共演しています。
第3話は、世帯平均視聴率が13.8％を記録しました。このドラマは制作費が1話1億円といわれる超大作で、TBSが局の威信をかけているとされています。番組制作予算が苦しいといわれる昨今において、TBSは不動産経営など多角的経営を早々に採り入れていましたが、ここにきてさらに力を入れています。半導体製造装置の開発・製造・販売を手掛ける東京エレクトロンの株式保有で懐が潤っているといいますし、本作に高額な予算を投じてもDVD販売など二次利用での収入が十分に見込めるため、これだけの予算を投じたのも納得です。初回視聴率11.5％、第2話11.9％と周囲の予想に反するかのような結果になりましたが、第3話は前回から1.9％と大幅に数字を伸ばし、番組最高視聴率を更新しました。『VIVANT』への期待は膨らむばかりで、今後の展開がさらに注目されます。
