ツインズ担当ダン・ヘイズ記者が、ソニー・グレイと前田健太のトレードについて他球団からの問い合わせが続いていることを報じたものです。ツインズはオープンに対応しているとのことです。
前田健太とソニー・グレイは、このオフにフリーエージェントの資格を得る予定であり、スモールマーケットチームのツインズには両方を引き留める資金力はなく、2人とも球団を去る可能性があると報じられています。
グレイについては約2千万ドルのクォリファイングオファーを出して、他球団に移籍しても補償でドラフト指名権を得る選択肢もあるが、前田にはそちらはなく、球団を去る際には無償。もし、今トレードすれば、このトレードマーケットでは売り手が少なく、ホワイトソックスとエンゼルスのルーカス・ジオリトの取引のように、レンタルであっても良い見返りを得られる。
前田健太は過去7試合は先発して37・2イニングに投げ、2勝2敗、防御率2・63、51奪三振、13四球、WHIP1・09と成績を残しており、三振奪取率が高く、ポストシーズンの経験が豊富なのも魅力だとされています。
ツインズは現在ア・リーグ中地区首位であり、8月、9月のスケジュールは比較的緩やかであるため、強いチームの少ないア・リーグ中地区ならば先発投手を一人出しても地区優勝できるかもしれないとされています。しかしデレク・ファルビー編成本部長は「投手が十分ということはない。一人二人ケガで欠けただけで全く変わってしまうこともある」と危惧しています。