こんにちは。今日は大相撲七月場所の五日目の話題をお届けします。特に注目したいのは、前頭四枚目の宇良と前頭六枚目の王鵬の一番です。この取組は、宇良の見事な勝ち方だけでなく、その後の気遣いにも感動しました。
まず、取組の内容ですが、宇良は立ち合いで王鵬に押されてしまいました。王鵬は力強く攻めてきましたが、宇良は土俵際で粘り強く残しました。そして、一度沈み込んで反動をつけて反撃に出ました。王鵬が引いたところを見逃さず、一気に突き出して勝利を収めました。これは宇良の技術と精神力の高さを示す取組でした。
しかし、この取組の見どころはそれだけではありませんでした。宇良に突き出された王鵬は土俵下へ転落しましたが、その先には着物姿で観戦していた女性ファン二人組がいました。王鵬はその二人の間をすり抜けてしまいました。この場面を見た宇良は、心配そうに振り返りました。しかし、女性ファンは笑顔で応えてくれましたし、王鵬も無事だったことを確認した宇良は、安心して勝ち名乗りを受けました。
この宇良の気遣いには感動しました。相撲は力士同士のぶつかり合いですが、それだけではなく、相手や周囲への配慮も大切なことです。宇良はその点を見事に示してくれました。ABEMAファンからも「心配する宇良」などのコメントが寄せられました。私も宇良のファンになりました。
