こんにちは、インタビューマン山下です。今回は、お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成さんに話を聞きました。福島さんは先日、アジア柔術選手権で見事に優勝したのですが、その裏には驚くべき苦労がありました。
福島さんは数年前まで108キロを超える体重で、高血圧症に悩まされていました。ある日、血圧が240/160に達し、救急車で運ばれるという危機に直面しました。医者からは即入院を勧められましたが、仕事を優先して断りました。しかし、その後も体調は悪化し、近所の病院でも再び入院を促されました。そのとき、医師免許を持つ芸人の友人から、「昨日緊急で運ばれてきた人が亡くなったんだけど、血圧230だったよ」という話を聞き、自分の命の危険を痛感しました。
そこから福島さんは、体重を落とすために柔術を始めました。柔術は自分の体重以上の相手と戦うスポーツで、筋力や持久力が必要です。福島さんは毎日練習に励み、徐々に体重が減っていきました。現在は74キロまで落とし、健康的な体を取り戻しました。
そして、アジア柔術選手権では、自分の階級であるマスター4 青帯ライトで優勝するという快挙を成し遂げました。福島さんはインスタグラムで、「次はワールドだね」と世界大会への意気込みを示しました。
福島さんの高血圧症からの復活劇は、私たちに勇気と感動を与えてくれます。この勢いで次回の世界大会でも優勝できることを期待しております。
