吉田正尚、メジャー日本選手最長タイの7試合連続マルチ安打と決勝弾でレッドソックスを勝利に導く
レッドソックスの吉田正尚外野手は、9日(日本時間10日)に本拠地で行われたアスレチックス戦に「5番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打1打点1盗塁の活躍を見せた。特に8回には左翼への勝ち越し10号ソロを放ち、チームの5連勝に貢献した。これで吉田は7試合連続のマルチ安打を記録し、イチローが5度達成したメジャー日本選手最長記録に並んだ。
吉田は今季、打率・316、44打点、10本塁打と抜群の成績を残している。前半戦を振り返り、「ケガなく終われて良かった」とさわやかな笑顔を見せた。後半戦に向けては、「タフなゲームが続くと思うんですが、最後まであきらめずに上を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
レッドソックスはア・リーグ東地区最下位ながら貯金は5。ワイルドカード争いは後半戦、激しさを増すだろう。吉田の安打製造機としての活躍が、チームの浮上に欠かせない。オールスターブレークに入る前に、見事な花火を打ち上げた吉田に注目だ。