地域医療を支えた医師の退任に反対する署名活動

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要約：三重県松阪市の中山間地にある宮前診療所で約10年間勤務してきた内科医の尾辺利英さんが、今年度末で退任することになった。尾辺さんは地元出身で、患者から頼りにされている。しかし、市が運営する診療所の指定管理者制度では、人事管理などの負担が大きいと感じていた。市側は制度の改正に応じなかったため、尾辺さんや医師会は契約更新を断った。これに対し、住民たちは尾辺さんの続投を求めて署名活動を行い、1週間で1800余筆を集めて市に提出した。