こんにちは、今日は最近読んだ記事の中で印象に残ったものを紹介したいと思います。それは、俳優の若林豪さんが、自身の俳優人生について語ったインタビュー記事です。若林さんと言えば、私は『赤い霊柩車』シリーズで狩矢警部役を演じていた姿が強く印象にあります。30年以上続いた人気シリーズでしたが、今年3月に最終回を迎えました。若林さんは、その終了について、「ちょうどいい潮時だった」と率直に話しています。時代の変化や登場人物の年齢などを理由に挙げており、特に自分自身が83歳の刑事部長という役柄に違和感を感じていたことを明かしています。確かに、現実ではあり得ない設定ですよね。でも、それでも若林さんは偉そうに部下に指図したりする姿がカッコよくて好きでした。
若林さんは、60年にわたる役者人生を振り返り、「もう怖いものはない」と笑っています。劇団「新国劇」の初舞台から様々な役を演じてきた若林さんは、正統派二枚目俳優やダンディなイメージが強かったですが、インタビューでは気さくで毒舌な一面も見せています。俳優としては十分やりきったと言っており、以前は本を読みまくってあれもやりたい、これもやりたいと思っていたが、80歳を越すとそのエネルギーがなくなって欲がなくなってきたと話しています。身体や記憶力の衰えも感じており、「女性を見ても素敵だなと思うこともなくなった」と残念がっています。それでも、現在も舞台や映画に出演しており、朗読劇『声の花束』が7月に控えています。
私は、若林さんのインタビュー記事を読んで、彼の長い俳優人生に敬意と感謝の気持ちを持ちました。彼の演じた様々な役は、私たちの心に多くの感動や思い出を残してくれました。若林さんは、自分の年齢に合わない役を演じることに恥ずかしさを感じていたかもしれませんが、私たちは彼の演技に魅了されていました。若林さんは、怖いものなんてないと言っていますが、私たちは彼の存在に感謝しています。これからも、若林さんの活躍を応援しています。若林さん、ありがとうございます。
