井岡一翔（志成）は、ＷＢＡ世界スーパーフライ級６位で、元世界４階級制覇王者です。彼は、ＷＢＡ世界同級王者ジョシュア・フランコ（米国）とともに都内のホテルで前日計量に臨み、リミットから１００グラムアンダーの５２・０キロで一発クリアしました。フランコは規定体重より３・１キロオーバーの５５・２キロで、２時間以内に再計量することになりました。両者は昨年１２月３１日に王座統一戦で激突し、ドローとなりました。その際のドーピング検査で、井岡の尿検体から禁止薬物の大麻成分が検出されましたが、世界ドーピング防止機構（ＷＡＤＡ）の決めた成分濃度の閾値を下回っていたため、今回の試合は予定通り行われることになりました。井岡陣営は「禁止薬物を摂取も使用もしていない。潔白を証明していく。このタイミングで発表する必要性があったか疑問が残る」と反発しています。
井岡一翔とジョシュア・フランコの前日計量
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