岐阜県岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で、18歳の自衛官候補生が指導役の自衛官に対して自動小銃を発砲し、3人が死傷した銃撃事件が発生しました。殺人未遂容疑で逮捕された自衛官候補生Aの小学校時代の担任B氏は、Aの家庭環境に問題があったと証言しています。Aは不登校であり、B氏は毎朝Aの自宅まで迎えに行き、何とか出席日数が足りて卒業できるまで通ってもらいました。Aの家庭内は異様に見えたという。家のなかも外も荒れ放題で、いわゆるゴミ屋敷状態です。それでいて、欲しいものや好きなものは贅沢に買ってもらっていたようです。Aの部屋にはゲームがたくさんあったことを覚えています。18歳の若者は自衛隊入隊後、なぜ凶行に及んだのか。後編では、少年時代の言動と彼を取り巻く状況について、さらに迫ります。
「18歳自衛官候補生の銃撃事件について」
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