フリーアナウンサーの笠井信輔さんが、自身のインスタグラムで、岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で起きた自衛官候補生による射撃事件について、私見を述べました。この事件では、18歳の自衛官候補生が訓練中に小銃を発射し、52歳と25歳の隊員2人が死亡し、1人が負傷しました。
笠井さんは、この事件を「前代未聞の大事件」と表現し、候補生の名前が公表されないことに対する違和感を述べました。また、フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんも同じ疑問を発言していたということです。
笠井さんは、「18歳を成人としたことによって 18歳と19歳を“特定少年”と言う形にした複雑な法体系に、今回ばかりはスッキリしない気持ちになってしまった人も多いと思います」と説明し、「そして、もっと思ってしまうのは 訓練で与えられた小銃で、人を殺める行為をしても、起訴までは氏名非公表でなければいけないのであれば 18歳に小銃の実弾を与えて良いのかと言う議論になると思います」と、実名報道ができない年齢の人間に、実弾を与えるべきなのかという点を疑問視しました。
笠井さんは、「亡くなられた方の無念さを思うと、本当にかわいそうでなりません ご冥福をお祈りします」と追悼しました。
