岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で3人が死傷した小銃発砲事件がありました。死亡した52歳の隊員は、自衛官候補生の男（18）から胸部を2発撃たれていました。候補生の男は計4発発砲し、他の2人は1発ずつ銃撃を受けていました。岐阜県警などは52歳の隊員を狙った可能性があるとみて、詳しい経緯を調べています。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、殺人容疑に切り替えて送検されました。今後は、陸自の中部方面警務隊が取り調べを引き継ぎます。男は発砲の事実を認める一方、殺意を否認しています。事件当日は4月入隊の候補生教育のうち、4回ある実弾射撃訓練の最終日で、「検定」中でした。撃たれた3人は射撃の指導役で、ヘルメットはかぶっていましたが、防弾チョッキは着用していませんでした。
「岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場での発砲事件について」
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