岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で、18歳の自衛官候補生がライフル銃を発射し、3人が死傷した事件が起きました。教官を務める52歳の男性自衛官と25歳の男性自衛官の2人が死亡し、別の25歳男性自衛官も怪我をしています。逮捕された候補生は警察の調べに対し、「教官を狙った」「最初に横にいた隊員を撃ち次に教官を撃った」と供述しています。
候補生は10年か15年くらい前に家族であの家に越してきました。お子さんは5人くらいいるとされています。近所付き合いがなく、周囲から孤立していたようですが、家族仲は良かったようです。お父さんはトラック運転手で、お母さんは若く見える人でした。
候補生自身も、唐突に激高することがあったなどと報じられています。同級生の証言として、「よくわからないところでキレていた」という報道もあります。一家が周囲と孤立する中で、彼の心情に何らかの変化が起きていただろうのか。犯行に至った背景などを含めて、真相究明が待たれます。
