侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏は、監督の仕事は「誰もやりたくない仕事をやる人」と「決める係」だと述べています。彼は、豪華なメンバー構成が彼のおかげであると称賛されました。しかし、栄光の裏には辛い決断もありました。
例えば、負傷した源田(西武)を残し、栗林(広島)を帰すことでした。栗山氏は、「球団の宝物を預かる。絶対にけがをさせてはいけない」と述べています。彼は、栗林に「(あなたは)広島に帰ります。どんなに恨んでもいい、お前のために絶対に大事なんだ」と伝えました。その直後、栗林は涙を流しました。
栗山氏は今でも決断の〝重荷〟を背負っています。