こんにちは。
今回は、先日起きた地震のときに、水槽を掃除していたダイバーの話をご紹介します。
5月5日の午後2時42分頃、能登地方を中心に強い揺れがありました。
そのとき、『のと海遊回廊』という水槽で、ダイバーが潜水掃除を行っていました。
この水槽は、ジンベイザメやマンタなどの大型魚が泳ぐ迫力満点の水槽で、お客様からも人気が高い水槽です。
ダイバーは、水中で音や振動を感じることはありませんでしたが、ガラス越しにお客様がスマホの緊急地震速報の画面を見せてくれたことで、地震が発生したことを知りました。
そのおかげで、ダイバーも無事に水槽から出ることができました。
ダイバーは、このとっさの行動にとても感謝していました。
スマホを見せてくれたお客様に対して、両手を合わせるしぐさで「ありがとう」と伝え、出口を指さして「避難してください」と伝えました。
その後、水族館の担当者がツイッターに投稿し、感謝の気持ちを伝えました。
このツイートは、多くの人々から反響を呼びました。
ツイッターでは、「素晴らしい対応」「感動した」「心温まる話」「ダイバーさんもお客さんも素敵な人」などのコメントが寄せられました。
また、メディアや有名人もこの話題に触れました。
例えば、テレビ番組「ゴゴスマ」では、「ダイバーさんもお客さんも素敵だね」という感想が述べられました。
地震は怖いものですが、人と人とのつながりや思いやりがあれば、乗り越えることができます。