こんにちは！
今回は、2022年12月7日に京都地方裁判所で起きた衝撃的な事件についてお話ししたいと思います。
あなたはご存知でしょうか？
3歳の長男を浴槽に沈めて殺害した罪に問われた女性（39）に、懲役4年6カ月の判決が言い渡されたというニュースを。
この女性は事件当時、長男のほか4歳の長女、1歳の次女の3人を育てていました。
夫が仕事でほとんどいなかったため、育児はいわゆる「ワンオペ状態」でした。
長男は軽～中度の発達遅れがあり、自閉スペクトラム症の疑いと診断されていました。
公判では、女性は自らも双極性障害（そううつ病）を抱えていたことが明らかになりました。
・女性は長男に対して暴力や虐待を繰り返していた
・女性は長男を殺害する前日にも暴力を振るっており、その際に長男が「死にたい」と言ったことがきっかけだった
・女性は長男を殺害した後、自殺未遂を図ったが失敗し、警察に通報した
・女性は裁判で「後悔しています」と涙ながらに謝罪したが、検察側は「計画的で冷酷な犯行」と指摘し、懲役8年を求刑した
・裁判所は女性の精神状態や育児環境を考慮し、求刑よりも軽い懲役4年6カ月の判決を下した
この事件に対するネット上の反応はさまざまです。
一部の人は「母親として許せない」「こんな人間に子供を産ませるな」と女性を非難する声があります。
一方で、「精神病だから仕方ない」「育児ノイローゼになってしまったんだろう」「夫や社会も責任がある」と女性を擁護する声もあります。
私個人としては、この事件は非常に複雑で難しい問題だと思います。
女性が犯した罪は重大であり、その責任は逃れられません。
しかし、同時に女性もまた被害者であり、精神的に追い詰められてしまったことも事実です。
悲しい事件ですね。
