巨人を“自由契約”となった中田翔の“争奪戦”は勃発せず？！…立浪竜の1本釣りか（RONSPO） - Yahoo!ニュース
こんにちは、野球ファンの皆さん。今回は、巨人を自由契約となった中田翔の移籍先についてお話ししたいと思います。中田翔は、昨季は24本塁打を放ったものの、今季は15本塁打に留まり、岡本の一塁固定を明言した阿部新監督の下では出場機会が減ると判断し、オプトアウト権を行使して巨人との契約を解除しました。しかし、中田翔に予想された争奪戦は起きず、中日が“1本釣り”する可能性が高まってきたのです。その理由は以下の通りです。
- **年俸とレギュラーの条件が高すぎる**：中田翔は、巨人と結んでいた推定3億円×2年の契約を最低限提示せねばならないというエチケットがあります。³[3]また、一塁あるいはDHでのレギュラー出場を約束しなければなりません。しかし、今季の成績から査定すれば、3億円という対価はバランスに欠けています。また、一塁やDHのポジションは、他の球団でも固定されている選手が多く、中田翔にレギュラーの確約とまではいかないでしょう。
- **ソフトバンクは山川穂高に興味**：資金面では問題のないソフトバンクは、西武からFA宣言をした山川穂高にご執心です。山川穂高は、今季はリーグトップの49本塁打を放ち、MVPに輝きました。中田翔とはタイプがかぶりますが、山川穂高の方が若くてパワーがあります。ソフトバンクは、山川穂高の獲得に乗り出す方向で、中田翔には興味がなさそうです。
- **中日は中田翔に好条件を提示**：中日は、中田翔に3億×2年の巨人と同等の条件を提示する方針です。中日は、今季一塁を主に守ったビシエドが低迷し、チーム本塁打数もリーグワーストの71本でした。中田翔に一塁のレギュラーを約束することは難しくないでしょう。また、立浪竜監督は、WBCのコーチ時代に中田翔をマンツーマンで教えた過去の関係性があり、信頼関係が構築されています。立浪監督は、親分肌の中田翔に野手のリーダー役としての期待もあるのです。
以上のことから、中日が中田翔の“1本釣り”に近づいていると言えるでしょう。中田翔にとっても、同じセ・リーグのチームへの移籍となれば、自らを代打へと追いやった巨人へ“恩返し”をすることにもなりモチベーションもアップするでしょう。中日は、中田翔の加入で打線の迫力が増し、来季の優勝争いにも期待が持てるようになるかもしれません。中田翔の移籍先が決まるまで、野球ファンの皆さんも目が離せませんね。
