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「世直し系」YouTuberの私人逮捕動画に批判殺到! 警察との言い合いも

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私人逮捕YouTube、警官への「ブチギレ反論」物議 正当性問われるも...声荒げ「何が言いたいんすか、マジで」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

こんにちは、YouTubeSNSで話題になっているニュースを紹介するブログです。今回は、痴漢や盗撮などを取り締まる「世直し系」YouTuberが覚せい剤を取引するとされる人物を私人逮捕したことについて、警察から「どういう権限を持ってやってるんですか」などと尋ねられて反論する動画が、SNSで物議を醸しているというニュースを見てみましょう。

この動画を公開したのは、YouTubeチャンネル「ガッツch」を運営する中島蓮さんというYouTuberです。中島さんは、覚せい剤を取引する人物がいると情報提供を受けたとして、取引現場に向かいました。そこで、取引するとされる人物に「交番行きましょう」と話しかけ、立ち去られそうになると羽交い絞めにして取り押さえたのです。

しかし、その人物が覚せい剤の取引をする確証はあるのかと尋ねる警察官に対し、中島さんは「何が言いたいんですか」と質問しました。警察官は、「あなた達が信憑性を感じただけですよね」と話すと、「圧倒的に俺たちの方が早かったんすよ! 情報提供したけど!」と怒鳴ったのです。

警察官はなだめつつも、「あなたがしたことを聞きたかった」と述べると、中島さんは「それが暴行罪って言われたらそれでいいですよって。 覚せい剤を撲滅すればいいんで、俺は」と反論しました。改めて経緯を聞かれる中で「(人物が)逃走したんで、ある程度の実力行使はしますよ、当然」と説明しました。

警察官から「それはどういう権限を持ってやってるんです? 」と質問され、「覚せい剤所持の現行犯じゃないかなと思ったから」と答えると、「『思ったから』ってこと? 」と問い詰められました。その後、中島さんとの言い合いが続く中、警察官は「あなた達、職務質問をする権利…(中略)確認は我々がしますよ」などと説明しました。

この動画の一部がSNSで拡散されると、「こういうのはもう動画にするためのネタに利用されてるから私人系はなくなって欲しい」「警察官になればいいじゃん」などと、私人逮捕するYouTuberに批判的な声が上がりました。

私人逮捕は、刑事訴訟法第213条により、「現行犯人又は強盗・放火・強姦・殺人等の重大な犯罪の犯人と疑われる者」を一時的に拘束することができるとされています。しかし、私人逮捕には法的なリスクもあります。例えば、逮捕した人物が無実だった場合や、過度な暴力を加えた場合などは、逮捕者自身が逮捕監禁罪や傷害罪などに問われる可能性があります。

また、私人逮捕は、警察の職務を妨害することにもなりかねません。警察は、犯罪の捜査や証拠の収集において、専門的な知識や技術を持っています。YouTuberが勝手に私人逮捕をすることで、警察の仕事を邪魔することにもなりかねません。

さらに、私人逮捕は、人権の侵害にもつながります。YouTuberが私人逮捕をすることで、逮捕された人物のプライバシーや名誉を守ることができるのでしょうか。動画を公開することで、逮捕された人物の顔や名前などが広く知られることにもなります。これは、人権の侵害に他なりません。

「世直し系」YouTuberは、自分たちが正義の味方だと思っているかもしれませんが、実際には法律や倫理に反する行為をしていると言えます。私人逮捕は、警察に任せるべきです。YouTuberは、動画の再生回数や収入のために、私人逮捕をするべきではありません。