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【原辰徳監督の引退裏事情】巨人の球団方針に反発し、自ら辞任を選んだ理由

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巨人・原辰徳前監督が続投の道を選ばずに身を引いた「本当の理由」と「次のユニフォーム」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

巨人の原辰徳前監督が今季限りで辞任したことには、球団の方針との不一致が大きく関係していたという。原前監督は来季までの3年契約を結んでいたが、2年連続のBクラスに終わった今季をもって引退を表明した。その背景には、球団が全権監督の権限を剥奪し、GMを送り込むことを画策していたことがあったという。原前監督はそのような球団の介入を嫌って、自ら辞任を選んだのだ。

原前監督は巨人監督史上トップの1291勝を挙げ、リーグ優勝9回、日本一にも3度輝いた名将だ。しかし、最近はファンからの批判も多く、やり残したことはないという気持ちもあったという。そんな中、球団はファンの“原離れ”に危機感を抱き、オーナー会議後に原前監督の続投について真剣に考えると発言した。これはファンの反応を見るための観測気球だったが、その反発は大きかった。

球団は阿部慎之助新監督を後継者に据えることを決めていたが、阿部新監督は現場からの評判が上がってこない。もう1年、原前監督のもとで経験を積ませたかったが、そのためには原前監督の権限を制限する必要があった。しかし、原前監督はそのような球団の干渉に反発し、自ら辞任することで最後の意地を見せたのだ。

原前監督は辞任表明時に「一点のくもりもございません」と言ったが、それは本当だったのかもしれない。自分のやり方で巨人を率いてきた原前監督は、球団の方針に屈することなく、自ら引退することで巨人伝統の一本芯を示したのだ。