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「日本ハム・新庄監督の続投と中日・立浪監督の苦境」

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2年連続最下位危機も…新庄監督と立浪監督の来季続投に「対照的な反応」の理由は(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

プロ野球の監督の評価は、成績だけでは測れない。日本ハム新庄剛志監督と中日の立浪和義監督は、ともに就任2年目で最下位に低迷しているが、その背景や将来性には大きな違いがある。

新庄監督は、主力選手の移籍や故障などでチーム再建に時間がかかることを見越して、若手の育成に力を入れてきた。1走塁や守備の精度を高め、安打が出なくても得点を取る技術を磨くことを目指した。2その結果、万波中正や清宮幸太郎、野村佑希ら若手が成長し、来季に向けて一気にジャンプアップする可能性を秘めている。ファンも新庄監督の野球の方向性を共有し、人気が根強い。

一方、立浪監督は、就任1年目の昨季に最下位に低迷したことで、オフに積極的なトレードで「血の入れ替え」を断行した。しかし、今季は8月下旬にビジターで球団ワースト記録の14連敗を喫してCS争いから脱落した。3戦力を見ると、他球団に大きく見劣りするわけではないが、得点力がリーグ最下位というのは問題だ。4立浪監督の野球の理想形がどこにあるのか、ファンも見えないのではないか。

新庄監督は、来季の続投が決まったことで、さらに補強に動く可能性がある。エースの上沢直之や先発左腕の加藤貴之が流出する危機にも、新庄監督ならば直接出馬して口説くことも考えられる。筒香嘉智藤浪晋太郎など、FA権を取得した選手にも狙いを定めるかもしれない。新庄監督の積極的な姿勢は、日本ハムのファンにとっては期待感を高めるだろう。

立浪監督は、来季の続投が決まっていないことで、強い逆風にさらされている。5チームの成績が振るわないことはもちろんだが、それ以上に、チームの方向性や将来像が見えないことが、ファンの不満を募らせている。立浪監督は、勝負の3年目に向けて、どのようにチームを変えていくのか、明確に示さなければならない。そうでなければ、中日の暗黒期は続くことになる。