【MLB】アクーニャJr.が史上初「40-70」の大記録 ベース抜き取り喜び爆発…球場は喝采止まず（Full-Count） - Yahoo!ニュース
メジャーリーグのブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が、27日（日本時間28日）に行われたカブス戦で、延長10回に今季70個目の盗塁を記録しました。これにより、シーズンに40本塁打と70盗塁を達成した史上初の選手となりました。この偉業は「40-70」と呼ばれ、メジャーリーグの歴史に残る快挙です。
アクーニャJr.は「1番・右翼」で出場し、8回に右前打で出塁して69個目の盗塁を決めました。延長10回には1死二塁から右前に同点適時打を放って出塁すると、初球で二盗を決めて「40-70」を達成しました。場内は大きな拍手に包まれ、アクーニャJr.は二塁ベースを抜いて頭の上に掲げました。その後、アルビーズの右前打でサヨナラのホームを踏み、偉業達成を勝利で飾りました。
アクーニャJr.は25歳で、2018年の日米野球で来日経験もあります。今季は開幕から絶好調で、8月31日（日本時間9月1日）には史上初となる「30本塁打＆60盗塁」を達成しました。しかしこれだけでは終わらず、9月に入って今季最多の11本塁打を放ち、1か月も経たないうちに自らの大記録をさらに塗り替えました。
「40-70」はメジャーリーグの歴代の名選手たちも達成できなかった難関です。例えば、ベーブ・ルースはシーズンに60本塁打を打ったことがありますが、盗塁は12個が最高です。バリー・ボンズはシーズンに73本塁打を打ったことがありますが、盗塁は52個が最高です。リッキー・ヘンダーソンはシーズンに130個の盗塁を記録したことがありますが、本塁打は28本が最高です。
アクーニャJr.はパワーとスピードの両方を兼ね備えた現代のスーパースターです。彼の活躍はブレーブスの地区優勝に大きく貢献しました。ポストシーズンではどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。メジャーリーグのファンはもちろん、日本の野球ファンも注目しています。
アクーニャJr.の「40-70」達成の瞬間の動画はこちらでご覧になれます。彼の驚異的な記録に拍手を送りましょう。
