肝臓に悪い食べ物ランキング】果物が1位?!驚きの理由とは
肝臓に悪い食べ物ランキング、3位「揚げ物」、2位「菓子パン」を超える意外な食べ物とは(サンキュ!) - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、肝臓に悪い食べ物についてお話ししたいと思います。肝臓は私たちの体にとってとても重要な臓器ですが、沈黙の臓器と呼ばれています。なぜなら、多少ダメージを受けていても自覚症状が出ないまま、病気が進行してしまうことがあるからです。肝臓の病気には、肝炎や肝硬変、肝がんなどがあります。これらの病気は、早期発見・早期治療がとても大切です。肝臓の病気の原因の一つに、食生活があります。肝臓に負担をかける食べ物は、お酒だけではなく、脂質や糖質が多いものも注意が必要です。特に、近年増えている脂肪肝は、食べ過ぎや運動不足などが原因で、肝臓に脂肪がたまる状態です。脂肪肝は、放置すると肝炎や肝硬変に進行する可能性があります。そこで今回は、肝臓に悪い食べ物をランキング形式でご紹介します。ご自身の食べる頻度を確認したり、食事を見直すきっかけにしてくださいね。
まず、3位は揚げ物です。揚げ物は、カリッとした食感や香ばしい香りが魅力的ですが、脂質が多く食べ過ぎは肥満の原因になります。肝臓は、脂質を貯蔵してエネルギーとして利用したり、体に必要な物質に作り変えますが、余分な脂質は体内に蓄積され、肝機能を低下させます。そのため、揚げ物は週に1~2回など、目安を決めて楽しむと良いでしょう。揚げ物を食べるときは、油をしっかり切ったり、サラダや野菜スープなどを一緒に食べたりすると、脂質の吸収を抑えることができます。
次に、2位は菓子パンです。菓子パンは手軽に食べられるので、食事の代わりに食べる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、菓子パンをおにぎりのように主食として食べてしまうと、カロリーや糖質、脂質が過剰となります。そして、過剰となったエネルギーは肝臓内に脂質として蓄積されるので、肝臓に負担をかけることになります。ですから、菓子パンはたまにの間食として楽しみ、菓子パンを食べた日は揚げ物を食べないようにしたり、運動すると良いでしょう。菓子パンの代わりに、玄米や雑穀米などの糖質の吸収が遅い主食や、豆腐や魚などのたんぱく質を摂ることで、肝臓に優しい食事になります。
そして、1位は意外にも果物です。果物は、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富で、健康に良いと思われがちですが、果物には果糖という糖類が多く含まれています。果糖は、摂り過ぎると肝臓で中性脂肪に変わってしまうのです。中性脂肪は、肝臓に蓄積されると脂肪肝の原因になります。また、果糖はインスリンの分泌を促さないので、血糖値が上がりやすく、糖尿病のリスクも高まります。果物は、1日200g程度が目安です。これは、みかん2個やりんご1/4個などに相当します。果物は、食事の後や間食として食べるのではなく、食事の一部として食べると良いでしょう。例えば、朝食にヨーグルトと一緒に食べたり、昼食にサラダに入れたりすると、果糖の吸収を緩やかにすることができます。
以上、肝臓に悪い食べ物のランキングでした。肝臓は、私たちの体にとってとても重要な臓器です。肝臓に優しい食生活を心がけて、健康な体を維持しましょう。