TBS井上アナ 慶応球児批判に涙で炎上 他局の男性アナ「バランス感覚が…」NHKは出身校触れない（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
こんにちは、スポーツファンの皆さん。今回は、先日終わった甲子園で話題になった慶応高校について、メディアの反応を見てみたいと思います。
慶応高校は、エンジョイベースボールを掲げて自由な髪型や応援を披露しましたが、それが賛否両論を呼びました。特に、球場での大応援は感染対策やマナーに反するとして批判されました。その批判が慶応球児にまで及んでいることに対して、TBSの井上貴博アナウンサーはラジオで涙ながらに擁護しました。井上アナは慶応高野球部のOBであり、当事者として感情的になってしまったのでしょう。しかし、その発言は炎上し、アナウンサーとして冷静さや公平性を欠いたという声もありました。
一方、他局のアナウンサーはどう思っているのでしょうか。私は周りのアナウンサーに聞いてみましたが、みなさん母校について語る時にはバランス感覚を意識していると話していました。例えば、決勝戦の前に出身校の出演者が応援コメントを言ったりすることは避けたり、慶応高校の特集をする時にも他校も取り上げたりすることでバランスを取ったりしているそうです。アナウンサーは視聴者から信頼される立場であり、ちょっとでも偏った発言をすると叩かれる可能性があるのです。
さらに、NHKでは出身校の話を番組でしないことが常識だそうです。NHKは国民から受信料を徴収する公共放送であり、公平性が求められます。もし出身校の話をしたら、抗議や苦情が相次ぐだろうということです。実際、NHKのニュースウオッチ9でキャスターを務める青井実アナウンサーは慶応幼稚舎から慶大までのエリートですが、慶応高校のニュースでは一切自分の母校だと言っていませんでした。
以上が私が見たメディアの反応ですが、皆さんはどう思いますか。慶応高校の応援は好き嫌いが分かれると思いますが、それは個人の感性の問題です。しかし、アナウンサーは個人の感性ではなく、公平性やバランス感覚を持って発信することが大切だと思います。井上アナの涙は本音であり、それを否定するつもりはありませんが、それをラジオで言ってしまったことは、アナウンサーとしての判断ミスだったと言わざるを得ません。甲子園は高校野球の祭典であり、様々なドラマが生まれます。そのドラマを伝えるアナウンサーは、自分の感情に流されずに、視聴者に対して公正に報道することが求められるのです。
