「どうする家康」の史実乖離がヒドすぎる ワースト5を専門家が解説「家康夫婦は不仲だったのに…」「研究で否定されている見解ばかり」（デイリー新潮） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、NHK大河ドラマ「どうする家康」についてお話ししたいと思います。このドラマは、徳川家康の生涯を描く歴史ドラマですが、私は正直言ってあまり楽しめませんでした。なぜなら、史実や最新の研究成果を無視した脚色が多く、歴史的な真実性が感じられなかったからです。
私だけではなく、歴史評論家の香原斗志氏も同じように感じているようで、Yahoo!ニュースに掲載された記事で、「どうする家康」の史実との乖離がヒドすぎると批判していました。香原氏は、ワースト5にランク付けして解説していますが、その中には以下のようなものがあります。
- 家康夫婦は不仲だったのに、劇中では仲睦まじく描かれている。
- 家康は信長や秀吉から重用されていたのに、劇中では冷遇されている。
- 家康は本能寺の変で信長を裏切ったという説を採用しているが、これは研究で否定されている見解である。
- 家康は三河国出身であるにもかかわらず、劇中では三河弁を話さない。
- 家康やその周囲の人物がヨーロッパ風の衣装や髪型をしている。
これらの脚色は、史実や最新の研究成果を尊重しつつ、脚本家の解釈も加えたものではなく、単に歴史を無視したものだと思います。私は、大河ドラマは史実を基にしたフィクションであるというテロップを流すべきだと思います。そうすれば、視聴者も歴史的な真実性を期待せずに楽しめるかもしれません。
私は、「どうする家康」に失望しましたが、来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に期待しています。このドラマは、鎌倉幕府滅亡後の争乱を描く歴史ドラマで、脚本は「龍馬伝」や「平清盛」などの名作を手がけた福田靖氏が担当します。福田氏は、史実や最新の研究成果を尊重しつつ、ドラマティックな展開を作り出すことが得意です。私は、来年の大河ドラマが、歴史に興味を持つきっかけになるような素晴らしい作品になることを願っています。
