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空き巣犯を追い詰めた市民の勇気ある行動

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埼玉県熊谷市で6月27日に発生した空き巣事件で、犯人の逃走を阻止した市民4人に感謝状が贈られました。この記事では、その事件の経緯と市民の勇気ある行動について紹介します。

事件は午前中に起きました。近所に住む看護師の水野和子さん(60)は、自宅から歩いていると、民家の窓ガラスが割られているのを目撃しました。中にはベトナム人3人組が空き巣に入ろうとしていました。水野さんは一瞬ひるみましたが、すぐに「泥棒が入っているのですぐに来てください」と110番通報しました。

警察官2人が現場に駆け付けると、犯人たちは乗用車で逃走を図りました。しかし、その直後に2トントラックで左折しようとしていたトラック運転手の亀井法子さん(57)が、走ってくる被疑車両と「待て!」と追いかける警察官を見て異変を察知しました。亀井さんはとっさの判断でトラックを止めて逃走経路をふさいだのです。

被疑車両は止まることなく衝突して突破を試みましたが、亀井さんは「ここを通らせたら逃げられる」と、衝撃に体をのけ反らせながらブレーキを踏み続けました。その様子は[写真]で見ることができます。そこに市内の道路パトロールをしていた熊谷市役所職員の井桁真吾さん(51)と小島克弘さん(48)が駆け付け、降車して逃走しようとした1人を取り押さえ、駆け付けた警察官と共に制圧しました。

このように、市民4人の臨機応変な行動が功を奏し、被疑者3人は住居侵入などの疑いで現行犯逮捕されました。9日には埼玉県警熊谷署から感謝状が贈られました。同署の大久保昇署長は「皆さんの監視の目と正義感で犯人を逮捕することができた。勇気ある行動に感謝します」とたたえました。

感謝状を受け取った水野さんは「当時は怖かったが、犯人が捕まって被害が広がらず安心した」と話し、井桁さんは「日頃から力仕事をしていたのが役に立った。熊谷市の職員として逮捕に貢献できてよかった」と笑顔を見せました。

この事件は、市民の協力と勇気が重要な役割を果たしたことを示しています。空き巣やその他の犯罪に遭わないように注意するだけでなく、もし目撃した場合は迷わず通報することが大切です。また、犯人の逃走を阻止するような行動は危険を伴うこともありますので、自分の安全を確保しながら、適切な判断をすることが求められます。市民と警察の連携が犯罪防止につながることを忘れないでください。