こんにちは、ゲーム好きの皆さん。今日は、ファミコン時代に大ヒットした野球ゲーム「燃えプロ」の開発者である関雅行さんが、新たなウェブサービスを立ち上げたことをお伝えします。その名も「めざせ健康 寺神社巡り」です。これは、寺・神社をめぐりながらウォーキングができるサービスで、関さんが「人生最後の事業」として開発したものです。
関さんは、「燃えプロ」以外にも、アメリカ大統領選挙や企業買収など様々なテーマのゲームを作ってきました。その中でも、「燃えプロ」は、投手後方からの視点や合成音声など斬新な演出で150万本以上を売り上げた名作です。しかし、その一方でバグや設定が理不尽だったり難解だったりすることから、「伝説のクソゲー」とも呼ばれています。
そんな関さんが今回挑んだテーマは、「歩くこと」です。関さんは元々歩くことが好きだったそうで、「歩くことは健康に良い一方、継続が難しいのも事実です。どうやったら飽きずに続けられるかがデーマでした」と語っています。
そこで考え出したのが、「めざせ健康 寺神社巡り」です。このサービスは、利用者の位置から近い寺・神社を12カ所示し、その中から目指す寺・神社を選ぶと、そこまでの方向と距離が表示されます。コンパスが示す方向に必ずしも道があるとは限らないので、寺・神社を探す過程がまさにロールプレイングゲームのようです。実際に参拝すると、歩行距離と歩数が記録され、写真も加えることができます。訪れた数に応じた証明書や600以上の巡礼コースも用意されており、ゲーム性とモチベーションを高めています。
このサービスは、関さんのこれまでのゲーム開発の経験を活かしたものです。関さんは、「燃えプロ」超えを目指しているそうです。関さんは、「歩くことの楽しさを伝えたい」と言っていますが、私たちも「歩くことの楽しさを感じたい」と思っています。このサービスを使って、寺・神社をめぐりながら健康になりましょう。
