中日ドラゴンズと西武ライオンズの間で、高松渡内野手と川越誠司外野手の1対1の緊急トレードが成立したことが分かりました。このトレードは、中日が打線に課題を抱えていることを考慮し、慢性的に不足している左の代打としても期待されている高松渡を獲得するために行われました。一方、西武は今季「走魂」のチームスローガンを掲げ、リーグ2位の53盗塁を記録しており、高松渡の加入で機動力をさらに生かし、攻撃力のアップを図ることができます。
川越誠司は投手として入団した強肩が持ち味で、パンチ力ある打撃も魅力です。昨季は63試合に出場し、打率2割2分5厘、5本塁打、11打点を記録しました。一方、高松渡は50メートル5秒8の俊足が武器であり、今季も代走を中心に起用されていました。守備は本職が二塁だが中堅、左翼など走力を生かした外野にもチャレンジしていました。