大崎洋さん（69）は、6月29日の株主総会をもって吉本興業を退社する。彼は45年にわたり、吉本興業でマネージャー、プロデューサー、社長、そして会長として活躍した。彼の著書『居場所。』（サンマーク出版）は、ダウンタウンら所属タレントとの深い絆や心の交流が綴られており、7万部超えのヒットを記録している。この記事では、大崎さんと明石家さんまさんの珠玉のエピソードが一部抜粋されている。
大崎さんは、「家族の絆」について語っている。家族には２種類あり、ひとつは自分が生まれた家族であり、もうひとつは自分がつくる家族である。彼は、「生まれた家族」は年月とともに変化していくことや、「ずっと同じ」ことはないことを指摘している。また、「自分がつくる家族」についても、夫婦や子どもが生まれることで絆が強くなるが、「ずっと同じ」ということはなさそうだと述べている。
