この記事は、世帯年収2300万円の共働き夫婦、将人さんと千尋さんについて紹介しています。ある日、将人さんは千尋さんが不在の中、見慣れない封筒を発見します。その封筒には、クレジットカードの明細書や銀行・消費者金融などからの書類が入っており、千尋さんは多額の借金をしていたことが判明します。
将人さんは千尋さんが出張から帰ってきた夜に彼女を問い詰めます。彼女は涙を流しながらも素直に白状し、彼女はギャンブルにハマっていたことが明らかになります。最初は家事・育児と仕事の両立からくるストレスで、それらの空き時間にパチンコに行く程度でしたが、子供たちが成長して手がかからなくなってくるとパチンコに費やす時間は増え、いつしか競馬なども始めてしまったといいます。
気づけば貯金がなくなり、それでもギャンブルが止められずに借金したといいます。ちなみに借金の総額は、ざっと500万円とのことです。これも年収が高いからすぐ返せると思っていたそうです。
しかし、この時期に長女は高校2年生で大学受験を控えており、貯金は千尋さん任せだった将人さん自身にもさほどの貯金はありませんでした。今後の子供たちの大学費用や老後資金などを考えると、彼は一気に将来が不安になったといいます。