韓国のスーパーでは、大袋入りの天日塩が売り切れている。これは、日本の原発汚染水が放出されると伝えられたことにより、天日塩を買い求める人が増えたためである。天日塩とは、海水を加熱処理せず、太陽の日差しのみで乾燥させて作った塩のことだ。インターネット・コミュニティー・サイトでは、「日本の汚染水に備え天日塩を買いだめせよ」という投稿が連日繰り広げられており、実際の市場で天日塩品薄現象を招いている。ショッピング・サイトでも、天日塩の売上が前年同期比で14倍も増加している。韓国最大の天日塩の産地では、注文が殺到し、宅配業者が対応しきれない状況だ。このような状況は大型スーパーの実店舗にまで広がっており、業界関係者は「福島原発汚染水に対する恐怖が広がったための現象だとみられる」と言っている。
「韓国で天日塩の品薄現象」
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