この記事は、全仏オープン混合ダブルス決勝で、加藤未唯（28、ザイマックス）、ティム・プッツ（35、ドイツ）組が2－1でビアンカ・アンドレースク（22、カナダ）、マイケル・ビーナス（35、NZ）組を下して4大大会初タイトルを獲得したことについて報じています。加藤は、女子ダブルスの3回戦で自身が打った球がボールガールを直撃して失格処分となり、失格を主張した対戦相手の態度や審判団の判断を巡って世界的な騒動となっていました。失意を乗り越え初優勝を手にした加藤の戦いを海外メディアはどう報じたのか？という内容です。
加藤は第1セットを失いましたが、第2セットでは粘り強く自分たちのテニスを取り戻しました。10ポイント先取のスーパータイブレイクが採用されたファイナルセットも、積極的に攻撃を仕掛けて、10―6で奪い、日本人としては史上3人目となる全仏オープン優勝の快挙を成し遂げました。
海外メディアは、加藤、プッツ組の優勝を大々的に報じました。米CNNは、「論議を呼ぶ失格処分の後、日本の加藤が全仏オープンの混合ダブルスのタイトルを勝ち取る」との見出しを取り加藤、プッツ組のVを伝えました。
