こんにちは、この記事はYahoo!ニュースに掲載された「男子高校生が家族の夕食作り160日「18歳で家を出て」3歳から願った母、子の巣立ちに感慨 #令和の子 #令和の親」という記事をブログ記事にまとめたものです。
この記事は、高校生のリョウさん（仮名）がコロナ禍の休校をきっかけに家族の夕食を作り始めたことや、その背景にある母親の優子さんの思いなどを紹介しています。私はこの記事を読んで感動しましたし、リョウさんや優子さんのような家族が増えるといいなと思いました。では、記事の内容を見ていきましょう。
まず、リョウさんが夕食づくりを始めたきっかけは、母親の優子さんからの提案でした。優子さんはフルタイムで働いており、土日は出勤日でした。そこで、優子さんはリョウさんに「予算1日1000円以内で、7日間、晩ごはんを作ってみない？」と言いました。リョウさんは当時高校入学を控えており、学校も休校だったため、「時間があるし、ちょうどいい暇つぶしになる」と思って引き受けました。また、残ったお金は自分のお小遣いにできるというオプションも魅力的だったそうです。
リョウさんは最初はインスタント食品やレトルト食品を使った料理を多く作っていましたが、次第にレシピ本や料理動画などを参考にして、手の込んだ料理に挑戦するようになりました。優子さんはリョウさんに「たんぱく質の豊富な料理を作ること、汁物、野菜のおかずを必ずつける」ということを守ってもらいました。リョウさんは高校3年間で約160回夕食を作りました。その中には「鶏肉のウスターソース煮」「エビ、サツマイモ、玉ねぎの天ぷら」「自家製チャーシュー」「歯ごたえカリカリのたこ焼き」などがあります。また、スイーツも作りました。高校2年生の「母の日」には「いちごムース」を作って母親にプレゼントしました。優子さんはそれらの料理をとても喜んでくれました。
優子さんは息子に料理を勧めた理由として、「共働きの家庭で料理を分担したい」という希望だけでなく、「本人の将来の『自立』のために」という思いがあったと語っています。優子さんは3歳だったリョウさんに「18歳で家を出て」と言われて以来、「自分から巣立ちたいと思ってくれるように育てよう」と決めていました。そして、今年春、リョウさんは大学進学のために18年間過ごした家を「卒業」しました。
