こんにちは。
今日は、昨年亡くなったコメディアンの志村けんさんに関するニュースを紹介したいと思います。志村さんにコロナをうつしたというデマがネット上で拡散された女性が、名誉を毀損されたとして、投稿者26人を提訴したというのです。
この女性は、志村さんが出演していたテレビ番組のスタッフだったそうです。志村さんがコロナに感染したことが報道された後、ネット上では、この女性が感染源だという噂が広まりました。しかし、この噂は全くのデマであり、女性はコロナに感染していなかったことが判明しました。それでも、ネット上では、女性の名前や顔写真などの個人情報が書き込まれたり、罵倒や脅迫などの中傷が続いたりしました。
女性は、このようなデマや中傷によって、精神的にも肉体的にも大きな苦痛を受けたと訴えています。彼女は、「デタラメな内容で人を傷つければ責任を問われると知ってほしい」と語っています。
この事件は、ネット上でのデマや中傷の問題を改めて浮き彫りにしました。ネット上では、誰でも自由に情報を発信できますが、それは同時に責任も伴います。デマや中傷は、相手の人権やプライバシーを侵害するだけでなく、社会全体の信頼や秩序をも揺るがす可能性があります。
私たちは、ネット上で見聞きする情報に対して、常に批判的な目を持ち、自分の発言や行動に責任を持つ必要があります。また、ネット上でのデマや中傷に悩んでいる人がいれば、専門家に相談するなどの支援も必要です。
